涙恋~RUIRENの魔法~
昔のひと
いつものようにお風呂に加恋が
飛び込んできた。


今日はかなり焦った様子だった。


私になにか言いかけて
口を押さえ
また言いかけて
口を押さえた。



「何よ?」

「うん・・・・・いや・・・・う~ん・・・・」
加恋が口ごもる


「早く言いなさい!!」
私は気になっていた。


「ほんとは言っちゃいけないことだけど・・・・
でもきっと・・・わかることだから・・・・・
あのね・・・・いや・・・・」

「加恋!!怒るから!!」

「放課後だから・・・・
会うことはないと思うけど・・・・」


「うん?」
< 53 / 441 >

この作品をシェア

pagetop