涙恋~RUIRENの魔法~
    まぶしい・・・・・・



一瞬視界から全部消えた。
下を向いて歩いていると
人の気配に足をとめた。




この間書いた、私の絵が展示されていた。
そこにジャージー姿の男が立っていた。


その人は私の絵の前で立ち止まっていた。


その人が誰なのか
それは私が一番よくわかってた。


朝日に輝くジャージが反射して
その人はキラキラと輝いていた。
すらっと高い背
髪の毛は長くなってるけど
そのジャージは
私とお揃いにと
私にもプレゼントしてくれた
ジャージだった・・・・・・・・


その人は
私の気配に後を振り返った。



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