鏡の中の彼と彼女  ~第一章~
桂はキッチンに立ち簡単なおつまみを作りテーブルに運んだ

「桂店長、料理出来るなんてスゴイです」


「まあ一人暮らし長いからね。あ!2人の時は店長いらないから桂って呼んで」

グラスにワインを注ぎ香織に差し出した

香織は一口飲んで
「じゃあ桂さんで」と照れながら笑った
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