鏡の中の彼と彼女  ~第一章~
ワインを一本空けてしまいそうな頃、桂は時計を見て香織に話しかけた


「そろそろお開きにする?シャワー浴びるなら用意するよ」

「ん…シャワー借りて良いですか?」


「良いよー疲れ取れてスッキリするから着替え用意するね」

桂はクローゼットの中からジャージを持ってきた
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