わがままペット?〜あたしの飼い方。
その後、当たり前の様に、あたしをお風呂に入れてくれて…
当たり前の様にパジャマ的なものを貸してくれた。
セイチャン…、もしかして女の人泊め慣れてる…?
お風呂から上がると、セイチャンもシャワーを浴び始めた。
………
改めて冷静になると、
もしかして…
あたしとんでもない事してる?
いやいや、意識しすぎ!
あの優しくセイチャンがあたしに手を出すハズがない。
ドキマギしながらセイチャンがお風呂から出てくるのを待った。
ガチャ―…
ビクッ!
ソファーに腰掛けるあたしの隣に、当たり前の様に座るセイチャン。
ドキドキドキ―…
セイチャンが、あたしの髪に触れる。
ドッキンドッキン―…
え?え?
まさか。
「髪、乾かさなね。」
あ、そうゆう事。