恋愛パーセント
LoVe ☆3☆
ありがとう
想いが通じあったんだ。
夢じゃないんだ―…
* * *
「ほら、戻れ。」
「…え?」
もう、ばいばいするの?
「お前…今、授業中。」
そうだったぁあぁあっ!!!!
教室内の時計を見ると、
授業が始まってから、30分は
とっくに過ぎてしまっている。
「…また後で、会えるだろ?」
いたずらに笑う笑顔は、
本当にずるいと思う。
綺麗だから、ってのもあるけど…
「会いに来てくれるんだろ?」
って、言ってるような気がするから。