嫌いになるまで傍にいて
ああ…
こーゆー人なんだ。
そう思ったら悩むのも馬鹿らしくて。
結局オトモダチ?みたいな。
まぁ、ラクだしね。
湯川も面倒なのは嫌だろうし。
元々、あたし達の間には恋愛感情ってゆーモノは存在してなかったわけで…
これで良かったんだ。
そう思う事にした。
で。
現在に至る。
湯川があたしに触れたのは……触れ合ったのは
あの日だけ。
あの日の事は
夢だったのかもって思うくらいに
今も湯川は自然に笑ってる。