春桜

光輝−side


4月8日。

今日は俺にとって重要な日。







ってのは大げさで入学式がある







好きなヤツ…

美波と…同じクラスになれるか

それが重要だ。







8時

美波の家の前

『ピンポーン』



いつものようにチャイムをならす。



だけど俺の心はいつもより鼓動がはやい。



あいつ…制服どんなんだろう。



そんなことばかり考えてしまう

俺どーかしてるよ






『ガチャ』

「お母さん!いってきまぁす」






美波が出てきた。









制服…似合っててかわいい///



一瞬みとれてしまった。









「おせーよ!なんで5分前行動ができないかね。
いつまでたってもかわんねぇー
奴だな。ったく。」






俺が美波を好きだってバレないように、必死の作だ。


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