tone
あたしじゃないって事は裕佳梨?









『イヤー!!!!』









と裕佳梨が叫ぶ。









今度こそあたしの頭はパニック状態になった。









どうすればいいの!!???









守りたいのに………









嫌だよこんなの!!!









『っ奏ちゃん!!!!』









あたしが叫んだ途端、男達の動きが止まった。









『やはり………本当であったか………。』









何が本当なの?









って聞きたかったけど先に体がそいつを殴り倒していた。









あれれ?









体がさっきからおかしい。









だけどそんな事に構ってる暇なんてない!!!!








体が自由になったあたしは真っ直ぐ裕佳梨の所に走って行った。









だけどそこへ男達があたしに向かってナイフを押し付けてきた。
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