tone
「……お前、知ってたよな??」

「………ああ、知ってるよ。」

「ッなら何であんな事したんだよっ!!??」

再び響き渡る元太の声。

……分かってるよ。

お前の今の気持ち。

でも、もう遅いんだ。

逃げ出した小鳥は、

もう籠には戻らない。

「……お願い……あたしが、」

「李亜、黙っとけ。

これは俺と奏矢の問題だ。」

ギリギリ……。

……力が、どんどん強くなる。

……何をすれば元に戻る??

分かってる、


だけどこの発言を言ったら、本格的に……
























toneはおしまいだ。


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