tone
「……その後、
元太の手を振り切って
追いかけたんだよね。」
「そーだよ。
ったく、あん時の
奏矢の力が信じられなかったぜ。」
「はは。
まぁそうだよね。」
あの時元太が俺に掴みかかった
力よりだいぶ強かった。
「いわば、
【愛の力】かな??」
僕が笑って答えると、
「バーカ。
何自慢してんだよ。」
元太も笑ってくれる。
これはきっと、
toneが
戻ってきてくれたから。
歌音ちゃんが
戻ってきたからだよ??
「………仲がいいのは
感心するけど、
元太の番がきたわよ。」
振り替えると、
少し汗をかいた演坂さんが
扉にもたれかかってた。
「李亜、久しぶりに
練習はどうだった??」
「とんでもない!!
アイツ、凄いしごくんだから。
まぁ相変わらず
キーボードは衰えては
なかったけど。」
と、演坂さんは
手をあげながらも
顔は何だか嬉しそうだった。
「ほら、元太。
早く行かなきゃ
大橋さんに怒られるよ??」
「ヤベッ!!
じゃあ、奏矢。
歌音をちゃんと
守っとけよ!!」
そう言い切ると、
バチをもった元太は
嬉しそうに走り出した。
バタン。
元太の手を振り切って
追いかけたんだよね。」
「そーだよ。
ったく、あん時の
奏矢の力が信じられなかったぜ。」
「はは。
まぁそうだよね。」
あの時元太が俺に掴みかかった
力よりだいぶ強かった。
「いわば、
【愛の力】かな??」
僕が笑って答えると、
「バーカ。
何自慢してんだよ。」
元太も笑ってくれる。
これはきっと、
toneが
戻ってきてくれたから。
歌音ちゃんが
戻ってきたからだよ??
「………仲がいいのは
感心するけど、
元太の番がきたわよ。」
振り替えると、
少し汗をかいた演坂さんが
扉にもたれかかってた。
「李亜、久しぶりに
練習はどうだった??」
「とんでもない!!
アイツ、凄いしごくんだから。
まぁ相変わらず
キーボードは衰えては
なかったけど。」
と、演坂さんは
手をあげながらも
顔は何だか嬉しそうだった。
「ほら、元太。
早く行かなきゃ
大橋さんに怒られるよ??」
「ヤベッ!!
じゃあ、奏矢。
歌音をちゃんと
守っとけよ!!」
そう言い切ると、
バチをもった元太は
嬉しそうに走り出した。
バタン。