tone
……………………………
『てか何であたしが入学式初日から残されなきゃいけないの?』
気づけば空は茜色に染まりもう夕方。
とっくに部活は終わってるはずなのに何か屋上に呼び出されたからかなり遅くなった。
『裕佳梨!!!遅くなってゴメン!!』
『もぉーーー!!!帰る時間が遅くなるじゃん。もしかして…………また告白されたの!?』
『えぇ!?…………ん、まあね……。』
『やっぱり天才少女で可愛い歌音さんは違いますな~~!!』
『もう!!!恥ずかしいからやめて!!』
裕佳梨とそんな会話をしてた。
その時―――
『ガサッ!!!!』
『え!!何々!!??』
少し驚いた裕佳梨はあたしに抱きついてきた。
『大丈夫だって!!きっと風のせいでしょ??』
だけどそんなあたしの余裕もなくなってしまった。
『動くな。』
うそ………
『てか何であたしが入学式初日から残されなきゃいけないの?』
気づけば空は茜色に染まりもう夕方。
とっくに部活は終わってるはずなのに何か屋上に呼び出されたからかなり遅くなった。
『裕佳梨!!!遅くなってゴメン!!』
『もぉーーー!!!帰る時間が遅くなるじゃん。もしかして…………また告白されたの!?』
『えぇ!?…………ん、まあね……。』
『やっぱり天才少女で可愛い歌音さんは違いますな~~!!』
『もう!!!恥ずかしいからやめて!!』
裕佳梨とそんな会話をしてた。
その時―――
『ガサッ!!!!』
『え!!何々!!??』
少し驚いた裕佳梨はあたしに抱きついてきた。
『大丈夫だって!!きっと風のせいでしょ??』
だけどそんなあたしの余裕もなくなってしまった。
『動くな。』
うそ………