tone
『だから奏ちゃんに聞いたの。

そしたら奏ちゃんはそれは違うと断固否定した。』

どうしてと聞いても口を閉ざす奏ちゃん。

そんな奏ちゃんを見て分かった。









『twinkle starには、何かの事件が背景にあったんでしょ?』

twinkle starとは反対の影な事件が。

その瞬間、李亜の顔が下を向く。

やっぱり。

でも李亜は多分教えてくれない。

だって李亜は優しいから

あたしを傷つかせないように言わないんだ。

でも知ってる?

知らないって事がどれ程怖いか。

だからあたしは自力で知るよ。

『奏ちゃんかけて!!!』


twinkle star

あなたの影の部分を探し出すわ。

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