tone
『でも応援していくうちに、だんだんイラついてく自分に直面した。
………そしてこの気持ちの名前が“嫉妬”だって……。』
……なら言ってくれれば良かったのに、
『あたしは正々堂々と…『幼なじみな歌音に勝てる訳ないじゃない!!』
李亜は……
………泣いていた。
『分かったんだ。
二人が想い合ってるって事。
二人にはお互いがかかせない存在なのを。
あたしがそこに入る隙間なんか全くない事も………。』
そこまで言い切ると李亜は倒れ込んだ。
『李亜っ!!』
『触らないで!!』
パチッン!!!
あたしの右手が熱くなる。
………そしてこの気持ちの名前が“嫉妬”だって……。』
……なら言ってくれれば良かったのに、
『あたしは正々堂々と…『幼なじみな歌音に勝てる訳ないじゃない!!』
李亜は……
………泣いていた。
『分かったんだ。
二人が想い合ってるって事。
二人にはお互いがかかせない存在なのを。
あたしがそこに入る隙間なんか全くない事も………。』
そこまで言い切ると李亜は倒れ込んだ。
『李亜っ!!』
『触らないで!!』
パチッン!!!
あたしの右手が熱くなる。