間違い電話 ~もう一つのお話~
始まり
俺は月曜日、心配になって総務に顔を出した。


けど、美優は席を外していていなかった。


圭に聞いてみるか。


「おっす!圭!」


「優一。美優ならいないわよ。」


「たまには圭と2人で話したいかなぁって。」


「うそおっしゃい!優一は美優しか見えてないんだから。」


こいつは俺が美優を好きだって知ってるのか???


「で、どうせ美優の事聞きに来たんでしょ。」


「はははっ。」


俺は笑ってごまかした。





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