間違い電話 ~もう一つのお話~
「優一?また酔ってる???」


美優の心配そうな声。


「酔ってなんかねぇよ!」


てか、酔ってないと言えねぇ!


「お前ユウさんが好きなんだろ?」


もう止められない俺。


「優一君、何か勘違いしてるんじゃない?」


美優素直になってくれ!


「俺は美優が幸せならいいんだ・・・。」


泣き始める俺・・・。


あぁ、恥ずかしい。


もうどうにでもなれ!


俺はまた酒を一気に飲んだ。


「俺が美優を守る!」


「えっ?」


「美優、好きだ!」


そして、美優に抱きついたまま寝てしまった・・・らしい。


俺っていったい。


はははっ。



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