年下がダメな理由
ふと、我に返った。
手にしているグラス。
シャンパンの炭酸がすっかり抜けてしまっている。
ため息が出た。
今日だけは忘れておこうと思ったのに。
お金持ちいっぱいいるし。
絶好の出会いのチャンスって。
玉の輿のチャンスって。
初めは思ったんですけど。
でも、私。
所詮貧乏人。
馬鹿馬鹿しい。
どんなに、着飾っても、繕ってもボロは出るんですよ。
どんどん、惨めになるだけ。
どんどん、自棄になってアルコールを多く摂取してしまうだけ。
その、証拠に、私なんか鼻にもひっかっけないでしょ?
みんな、素通り。
さっきなんか、ウエイターに間違いられそうになったし。
お金持ちはやっぱり、嫌い。
金が何だっていうんだ。
金がすべてじゃなじゃん。
なんだか、やり場のない怒りが沸々と沸いてきた。
外はすっかり暗くなっている。
食事も済んだし。
気分転換。
外に出てみるかな。
ガラスの扉を開けると・・・。
結構重たいんだ。
外に出ると。
芝生が青々としている。
とっても綺麗なお庭。
でも、外はちょっと肌寒い。
昼間は初夏のように暖かく。
夜は、春の気温に逆戻り。
春特有の気候。
風が気持ちいい。
花壇にはハーブが植えられている。
タイムに、チャイブに、レモンバーム、ローズマリー・・・。
ミントは、大きなテラコッタに植えられている。
葉に触れてみた。
さわやかな香りがした。
昔、外に遊びに行く時。
必ず母にミントの葉っぱを持たせられた。
虫除け。効果は?だったが、懐かしい香りだ。
所々、穴が開いているテラコッタには、真っ赤な丸い実がなっている。
ワイルドストロベリー。花を咲かせて実がなると、幸せになれるらしい。
まあ。
それくらいしか分からないけど・・・。
花壇の奥には、ミモザの木枝が弓なりになっている。
黄色の花が満開の時期。
大好きな木。
そう。
カクテルにも名前が使われている。
手にしているグラス。
シャンパンの炭酸がすっかり抜けてしまっている。
ため息が出た。
今日だけは忘れておこうと思ったのに。
お金持ちいっぱいいるし。
絶好の出会いのチャンスって。
玉の輿のチャンスって。
初めは思ったんですけど。
でも、私。
所詮貧乏人。
馬鹿馬鹿しい。
どんなに、着飾っても、繕ってもボロは出るんですよ。
どんどん、惨めになるだけ。
どんどん、自棄になってアルコールを多く摂取してしまうだけ。
その、証拠に、私なんか鼻にもひっかっけないでしょ?
みんな、素通り。
さっきなんか、ウエイターに間違いられそうになったし。
お金持ちはやっぱり、嫌い。
金が何だっていうんだ。
金がすべてじゃなじゃん。
なんだか、やり場のない怒りが沸々と沸いてきた。
外はすっかり暗くなっている。
食事も済んだし。
気分転換。
外に出てみるかな。
ガラスの扉を開けると・・・。
結構重たいんだ。
外に出ると。
芝生が青々としている。
とっても綺麗なお庭。
でも、外はちょっと肌寒い。
昼間は初夏のように暖かく。
夜は、春の気温に逆戻り。
春特有の気候。
風が気持ちいい。
花壇にはハーブが植えられている。
タイムに、チャイブに、レモンバーム、ローズマリー・・・。
ミントは、大きなテラコッタに植えられている。
葉に触れてみた。
さわやかな香りがした。
昔、外に遊びに行く時。
必ず母にミントの葉っぱを持たせられた。
虫除け。効果は?だったが、懐かしい香りだ。
所々、穴が開いているテラコッタには、真っ赤な丸い実がなっている。
ワイルドストロベリー。花を咲かせて実がなると、幸せになれるらしい。
まあ。
それくらいしか分からないけど・・・。
花壇の奥には、ミモザの木枝が弓なりになっている。
黄色の花が満開の時期。
大好きな木。
そう。
カクテルにも名前が使われている。