年下がダメな理由
リビングの広さ・・・。
20畳?

ありえない・・・。
私の部屋のいくつ分?

高級そうなソファーは、真っ白な革張りで。
オットマン付き・・・。

液晶テレビは50型。

ちなみに、私のテレビブラウン管の14型・・・。


システムキッチンに、おしゃれな冷蔵庫・・・。
テレビでしか見たことの無いようなワインセーラー?

唖然としている私を見て潤也が。

『何か気に入らない所があったら、代えるけど?』

え?

「いや。全然平気よ。」


さらりと言った私・・・。

いや。
むしろ、驚きで言葉が出ないだけです・・・。
内心、まったく落ち着かないよ。

・・・。

こんな広い家。

でも・・・。

そんな、私の不安をよそに。

潤也は、早速私の部屋に案内してくれた。



もちろん。


広いんです・・・。
畳みで言うと・・・。



15畳くらい。
かなり広いです・・・。



その一言しか思い浮かばない。
家具はすでに綺麗に配置されている。
チェストも、ベットも、ドレッサーも・・・。
すべて、ナチュラルな感じの雰囲気。


潤也っぽい。


『足りないものがあったら何なりと言ってくださいね。』


潤也は、ニッコリ微笑んで言った。




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