年下がダメな理由
明と一緒にご飯を食べた。
和食のお店。
ちょっとした、有名店。
たまに、ちょっぴりリッチに食事がしたいときに利用するんですけど。
今日は、特別なので。

見栄張っちゃいました。


でも・・・。

なんかね。

微妙に楽しくない・・・。
なんだろ?
この違和感。


会話も弾んでるんだけど。
なんだか物足りない。

いつも、食事は楽しいはずなのに・・・。


心配そうに私の顔を覗き込む。

「どうしたの?葉子。なんだか、元気ないんじゃない?お疲れモードってやつ?」
煮浸しを口に運びながら、明が言った。

『なんでもないよ。平気よ。』
視線を彼に向けた。

結局・・・。

今日は、普通に食事をして明と別れた。


潤也もちょっと、心配だし。
帰ることにしますかね。






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