これが最後だと思い、僕は丁寧に骨を拾いました。




君に何もできなかった、せめてもの罪滅ぼしになればいいと思って…。






最後、しっかりと手を合わせて、別れを告げました。




さようならではなく、また来るからと。





だから、君もまた家に帰ってこいと。
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