甘いあまい☆マーマレード

 もしかして……

 中々一緒にいられなかったし、淋しい想い……させちゃったかな?

 だとしたら、俺に出来る事は……。


 「来てくれて嬉しいよ。俺も少しでも多く会いたいし♪」

 「よかった」


 不安なのは、俺だけじゃないんだな


 「けどさ、どうせなら二人っきりで会いたいなって思ってね(笑)」


 心につっかえていた気持ちを吐き出すしていった。


 「今度お弁当持って何処か行きましょうよ♪」

 「だな♪」


 俺もスッキリする事ができた。

 隣に座る柚朱の頭をクシャクシャと 撫でる。


 よかった、いつもの天真爛漫な柚朱に戻っていた。


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