藤色アイルランド

サンドリヨン・ローゼンに唐沢ちゆり・・・、ちるみのグータラ呪いと茨の呪いを狙い撃つ!~ゴッドハンド~

2階への階段は二つ、でもどっちも茨で通れないんじゃないかな?とにかく急がなきゃね。
っ!!茨の隙間から何か出る!?あれは死徒ゴーレム。てことはあの三流のヤツ、誰かが攻めてくんのを予測してゴーレムを茨に潜ませてたみたい。
見たところゴーレムでも結構レベル高いレッドゴーレム、神のアクアでも使わなきゃあの三流には使えないわね。でも、私の敵じゃないし♪
「フリージングバレッタ♪」
全てを凍結させる氷の弾丸がゴーレムに襲いかかり道をこじあけるけど数が多い。はっ!後ろから!?
BLAM―!
後ろのゴーレムは風穴を開け吹っ飛んでいた。
てかあの銃声はシャーモ!?いや、ちゆりんだった。
彼女の手に握られていたベレッタのAR70/90の銃口を見れば一目瞭然だった。
さらに彼女は遠くから迫るゴーレム3体の弱点を的確にぶち抜き私たちを驚愕させた。ん?よく見たらあのライフルにスコープついてないんだけど!?まさかスコープついてないのにあんなにスゴい狙撃してたんかい!?
「ねぇちゆりん・・・、それスコープないの?」
恐る恐る聞いてみた。
「あぁ、これスペアのライフル。スコープついてる愛用のはメンテしてもらってる最中だから。ちなみに愛用のライフルはこれと同じAR70/90だよ。」
愛用のライフルやスペアのライフルを持ってるならこうも使い慣れてんのも合点がいく。てかちゆりんって狙撃やライフルの名手!?ご先祖は伊賀忍者で火縄銃の名手だった城戸弥左衛門!?
「ねぇちゆりん・・・、ちゆりんのご先祖ってあの城戸って伊賀忍者?」
どうして忍者って思ったんだろう。はっ!そうかっ!!作者が今(2009年6月現在)忍者にハマってるからかっ!?そうだろ作者ぁぁぁぁっ!!(その通り)
「私の先祖は忍者じゃないわ、名のある勇士だったそうだけど。」
そうちゆりんは返して来たけど・・・、ゴーレムも茨もキリがない!
「ここは俺達ブレーメンに任せてサンドリヨンさん達は2階に急げっ!!」
ビマタータ!?
「バーナーとかないのは痛いけど先に行きな!」
「ゴーレム程度屁じゃねぇし道作りに足止めくらいなら任せとけよ。」
「オイラ達なら心配いらないからさぁ、ホラ。」
シャーモ、ヴァーケにパッシェンド・・・、まったくカッコつけ虫の軽音バンドめ・・・。
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