藤色アイルランド
「そんな訳ないチェシャ!だってみんな感じが違うチェシャっ!!」
なんか昔の特撮ヒーロー作品にはヒーローはヒーローの状態で生活してるって勘違いしてる(しかもその敵は変身前のヒーローのことを通りすがりの一般人と思ってたり、レッドに至ってはサルみたいな顔の通りすがりの一般人と思ってたのだ)宇宙暴走族(敵陣営)がいたっけ。なんか今のちゆりそれっぽいし。
「ルフが言ったのはウソじゃないよ?みんなクロ猫のイクト君こと月詠イクトくんが変身したヤツなんだってば。」
「そんな訳ないチェシャ!」
「じゃ3人揃ったとこ見たことある?どれか出たらあとのはその間いないじゃん!」
ルフ切返し早っ!
「たっ、確かにないチェシャ。じゃホントに同一人物かチェシャ!?」
なんかちゆりの気持もわかるなぁ。私も昔シュバルツ・ブルーダーがキョウジ・カッシュと同一人物(実際は微妙に違う)だとわかんなかったし違うって否定してたっけ。
「じゃそのイクトをやっつけりゃオッケーだチェシャっ!」
「そりゃやめたがいいんじゃないかな。イクト君に手を出したら妹が報復してくるだろうし。」
妹が何するものかと私の制止を振り切ってイクト君を狩にちゆりは行くから高等魔法でもある拘束を使いちゆりに襲撃をさせないでおこう。
さあ、次の冒険に行こう。
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