†姫と小悪魔スイッチ†

バキィっ!!

鈍い音がした。

ドカッ、ボコッ!!

続く鈍い音。

「大丈夫か…?ごめんな、遅れてしもて…」

この関西弁…声…奏斗クン!!

「…奏…斗ク…ン…」

振り絞った声で私は彼の名前を呼んだ。

「ごめん…ごめん…ごめん…!!」

奏斗クンはそう言いながら半裸の私を抱き締めてくれた。

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