戦国遊戯
声のした方から、黒い影のようなものが近づいてきた。
「うわあぁ!」
でた、お化けだ!
あわてて慶次の後ろに隠れた。
が、
すぐに、その影の正体がわかった。
連絡をとらなくてはと思っていた、幸村本人だ。
馬が、慶次の前でとまった。その後ろに隠れていた私の姿を確認すると、幸村はほっとした顔をする。
「玲子、無事か!?」
聞かれて頷いた。
心配してくれてたのに、おばけと思ってごめんね。
そう、心の中で呟いた。
「・・・ところで、こちらは」
ちらっと慶次を見た。
「あぁ、こちらは慶次さん」
「慶次・・・?」
「うん。ちょっとした縁で、ここまで付き合ってくれて」
「何をしていたんだ?」
「・・・ちょっと探し物?」
「そうか・・・」
そう言うと、幸村は少し複雑そうな表情を浮かべていた。
「うわあぁ!」
でた、お化けだ!
あわてて慶次の後ろに隠れた。
が、
すぐに、その影の正体がわかった。
連絡をとらなくてはと思っていた、幸村本人だ。
馬が、慶次の前でとまった。その後ろに隠れていた私の姿を確認すると、幸村はほっとした顔をする。
「玲子、無事か!?」
聞かれて頷いた。
心配してくれてたのに、おばけと思ってごめんね。
そう、心の中で呟いた。
「・・・ところで、こちらは」
ちらっと慶次を見た。
「あぁ、こちらは慶次さん」
「慶次・・・?」
「うん。ちょっとした縁で、ここまで付き合ってくれて」
「何をしていたんだ?」
「・・・ちょっと探し物?」
「そうか・・・」
そう言うと、幸村は少し複雑そうな表情を浮かべていた。