キスに恋して…1
「楓?」


「ん…?」


「大丈夫か?」


そう言って私の頬を指で触る


「え…?」


「涙出てるぞ…」


「嘘っ…」


私は焦った


「何かあったのか?」


良平は周りを気にせず優しく私の頭を撫でた


「っ…ちが…良平が優しいから…」


私は必死で涙を堪えた


どうして…涙が…?


「おい…楓…?」


「ごめ…ん…」


良平に迷惑かけてるのわかってる。きっと周りからは彼女泣かした悪い彼氏…







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