4日間彼氏
第5章〜ぽっかり〜
私は、重い足取りで
学校に向かう。
もぅ、学校
休もうかて
思った。


私と亮の間に
ぽっかり
穴があいたまま。

きっと、もっと
ほおって欲しかったの
かな?
私の気遣いが
うざかったの?

もし、そうだったんなら
ごめんなさい。

でもさ、学校で
会うの今日で
最後だょ?

学校じゃ、もっと
忙しくて
喋れないだろぅし...

だから、亮の声
聞きたくて

電話したのに、



喧嘩だょ、


もぅ、私
合わせる顔なんて
ないぢゃん。

見たら、悲しくて
寂しくて
泣いちゃうよ...

どぅしよぅ、、、

迷いながらも

学校到着。


もぅ、無視しよ!!!

私もヤケ。

そして、
卒業式が始まった、

亮が体育館に
入場したとき

かすかに
目が合った。

でも、すぐに
そらす私。

少しも微笑まない亮。
怖いよ、

亮が何考えているのか
わかんなぃ。

いつもなら
微笑むぢゃない。

もう、ため息ばかり
ついちゃうよ、

そして、卒業式も
終わって

2年生と1年生で
花道を
つくる。

亮がでてきた。

私はずっと
友達と喋ってる
フリ。
でも、亮の視線
感じてたょ、

早く違う所見てよ、

さらに焦る私、

ずっとこっち
見てるもんだから

私も一瞬だけ
目を合わせて
すぐにそらす。

みんなは
学校の校門で
楽しそうに集まって
写真などとったり
話したり、泣いてる人
などがいた、

だけど、私
なにやってても
なに、見ても
つまらない。

だから、その場から
静かに
姿を消した。


ねぇ亮、

私にどんな顔
してほしかった?
どんなリアクション
してほしかった?
どんな言葉
かけてほしかった?


私もね、いつも
どおり
普通に話したかった
普通に笑い合って
いたかった、
卒業おめでとうって
ちゃんと、直接
言いたかった。

でも、言えない
ぢゃん、

この雰囲気、

空気で、

ねぇ、

早く

仲直りしたぃよ、
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