あのこあいつあのひとに愛してるとあたし

気は進まんかった。
素っ気無い返事を返され、後から文句を言われるのに、気が進むはずもない。

あたしは副部長2人がおるクラスへ行った。

「ゴメン、副部長おるかな?」

クラスの女の子に聞くと、女の子は2人を呼んでくれた。


「今日、水スタ行くから出欠お願いしていい?」


「うん」
「あぁ~全然いいよ!」


やっぱ素っ気無い。
全然いいよとかいいつつ、目が怖いやん!


そう思いつつも笑顔でお礼を返してまう。

「ありがとう!よろしくね。」



あたしは笑顔がひきつる前に走り去った。
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