コイゴコロ

やっとクラス表の前の
人集りも消え俺達は必死に
自分たちの名前を捜した。

「あった。祐希クラス一緒じゃん。」
遥希が言った。

1年B組
小川 遥希……新田 祐希

ホッと安心した。
遥希とは幼稚園からの長い付き合い。
今では何でも話せる相手だ。

クラス表を見終え俺達は
1年B組へ向かった。

ガラガラガラ…
ドアを開けると一瞬で
目に入った…さっきの女の子だ…

この時から俺はこの子に
恋していたのかな…

< 2 / 9 >

この作品をシェア

pagetop