コイゴコロ

ガラガラガラ…
「は~い皆、席付けよ~」
先生が入って来た

「と言うことで今日から
君たちの担任をします
佐藤 隼人です。よろしく」

まあ嫌うとこもなさそうだし
まだましだな…

そんな事を思っていると
あっと言う間に担任の
話は終わっていた。

担任の話も終わり
遥希と帰ろうとすると
ある2人の女子が話かけてきた。

「ねぇねぇ。君たち名前何て言うの?」

「俺は小川 遥希…で
こいつが新田 祐希…君らは?」

「うちが夏目 悠華」
「あたしが楠 菜摘…
で!いきなりなんだけど
メアド教えてくれない?」

すると遥希が小さい声で
「祐希はどうする?」
と問いかけてきた。

「別に支障ないしいいんじゃね」
と俺は答えた

「じゃあこの紙にメアド書いて」
悠華がそう言って
ペンと可愛らしい紙を渡してきた

「はい」
書き終えてペンと紙を返すと
俺らは下駄箱まで行った。

「帰ったらメールするねーっ!」
悠華が叫んでいたが
俺らは敢えて無視した。

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