無理矢理カノジョ!?
『行く、下で会おうぜ♪』
5階から飛び下りるのにとても冷静で自信と勇気に満ち溢れていた。
『せーの』
バッ!
一瞬で雅君の姿が消えた。
恐くなって下を除いた…
『雅君!!』
いない!?
『おーい来い!』
下から雅君の声がした。
『行くよ…。』
足がすくむ。
こうなったら飛び降りるしかない。
はっきり言って死ぬに決まってる。雅君が無傷でいるのは奇跡だ。
けど初めっから助かるのはわかっていたかのよう。
けど今は雅君を信じるしかない!
『行くよ!』
『せーの』
バッ!
『キャー!』
『莉乃、目、開けろ!俺を見ろ!』
『キャー!』
バスっ!!
『えっ』
雅君は私の下敷きになっていた。