無理矢理カノジョ!?


『行く、下で会おうぜ♪』

5階から飛び下りるのにとても冷静で自信と勇気に満ち溢れていた。


『せーの』

バッ!

一瞬で雅君の姿が消えた。

恐くなって下を除いた…


『雅君!!』

いない!?

『おーい来い!』

下から雅君の声がした。


『行くよ…。』

足がすくむ。

こうなったら飛び降りるしかない。

はっきり言って死ぬに決まってる。雅君が無傷でいるのは奇跡だ。


けど初めっから助かるのはわかっていたかのよう。

けど今は雅君を信じるしかない!


『行くよ!』

『せーの』

バッ!

『キャー!』

『莉乃、目、開けろ!俺を見ろ!』


『キャー!』

バスっ!!

『えっ』

雅君は私の下敷きになっていた。

< 25 / 106 >

この作品をシェア

pagetop