片想いはイヤ!



今日も相変わらず
朝早くに家を出た。



そして机の上で
二度寝をする。



でも眠れない。


ここ一週間ぐらい
眠れていなかった。



ベッドに入っても
なかなか寝付けなくて。


一時間でも眠れたら
良い方だった。




「今日も眠そうじゃん。」


「鈴子、亜貴。」


「琴、おはよ~。」


「うん、おはよう・・・。」




すごい低血圧。


大きな欠伸までしている。



「最近、元気ないけど、
やっぱり先輩の事?」


亜貴がすごく
心配そうだった。



「別にそんなんじゃないよ。」


「・・・あっそ。」


「・・・うん。」


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