片想いはイヤ!
「ちょ・・・と、待って・・・・」
「・・・・・・俺だって
男なんだよ。」
そしてベッドに
乱暴に寝かされる。
かずちゃんの
両目が深い黒色。
体が動かなかった。
そしてかずちゃんは
汗だくのTシャツを脱ぐ。
同時に汗の匂いがした。
「・・・かず・・・ちゃん!?」
「・・・我慢できない。」
もう訳が分からなかった。
分かっているのは
目の前にいてるのは
かずちゃんだってことだけ。
「・・・あたしのこと好き?」
「・・・・好・・きじゃないよ。」
・・・・分かんない。
知らない間に
大粒の涙が流れていた。