ディーダラス2064
「そして、私たちはこの星系からもう少しで去らなければなりません
あなたたちの歓迎はありがたいのですが
わたしがこの宇宙全体の構造についてお話したことこれがあなたたちに伝えれる全てです

超存在はあなたたちに私たちと違う形態での宇宙進出を望んでおられます」
あなたたちは あなたたちの力で宇宙へ出ていくべきと私も考えています」

「わかりました、よおく、わかりました。」

それはディーダラスの船長の声のホログラムではなかった

地球から発せられた声だった
「地球連盟大統領はこの会見をホログラムで観察していた
そのことを重要としていた彼ら来訪者たちは
大統領の意志もモニターしていた。

「私たちはあなた方のこれからの旅の安全を心よりお祈りしています」

「ありがとう 素晴らしきリーダーよ」


八人の使節員は帰り支度を始めていた、
しかし、カオルはもじもじとなにかじれったそうだ
カオルはアバターに何か言いたそうだ
「あのっ」
アバターはカオルの顔を覗き込むとすべてお見通しのように
こう言った
「このアバターの遺伝もとの存在とはあなたはお別れができないのですね」

「ああっ そうとも」

「いいでしょう あなたたちのうち
あなたたちの文明を代表する何名かの個体をこの宇宙要塞に搭乗させ一緒に私たちと旅をする許可を与えましょう
いいですね あまり多くの数は受け入れることはできませんが…
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