間違い電話 ~恋のトライアングル編~
2杯も食べてくれた戸田君。



洗物も終わったし、



「もうそろそろ帰るね。」



という私に、戸田君の淋しそうな目。



「帰っちゃうんですか?」



そりゃ、帰らないわけにはいかないでしょ!



「もう、遅いしね。」



玄関の所まで来ると、



「あっ、携帯!」



急いで戸田君が私に渡そうとしてくれた。



が、その時戸田君の足がもつれた。



「「あっ!」」




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