大嫌いなアイツが運命のヒト!?
キャハハハ〜★

『そう言えば今日、彩とかいう女にサッカーの試合見にきて!って言われた〜。なんでいかなきゃ行けないわけ?だる。』
『んで、さやはなんて言ったのぉ?』

『まぁオッケーしたよ。裕也っていう奴、顔もまあまあだし。三人めの彼氏にしてあげてもいいけど〜』

『さやぁ、可哀想じゃん。ま、でも面白そう!』
『でしょでしょ〜?散々金使わせて、アイツの精神も肉体もボロボロにして捨ててやるわ!』

『キャーさやったら悪い子ちゃんね』

『まぁね!ってかこうなったらボディ磨かなきゃ。使うだけつかってガラクタの仲間入りを果たすためには美しいボディで誘わなきゃ★にゃ?』

アハハハ〜

なんて言ったの?
今までの言葉たちが頭から離れない。
……使うだけつかう?
……ガラクタの仲間入り?
……誘うボディを作らなきゃ?
最低だ……。

どうしよう。裕也になんて伝えたらいいの??
どうしたらいいの?
気づけば涙が溢れてきた。
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