大嫌いなアイツが運命のヒト!?

試合で起こった小さなキセキ??

今日は試合当日……。
未だに複雑な心境だ。
この間、裕也に話した。もちろん、ウソの内容を。

『どうだった?』
恐る恐るアタシの顔を見てくる裕也。
そんな裕也の顔をみるたびに悪魔のさやちゃんの言葉が頭によぎる。

『うん。試合来てくれるって。良かったね。』

『よっしゃぁぁあ!』
さっきの顔からは想像できないほど明るい顔。
そんな顔をみてドキッと胸がざわついてたり。

『良かったじゃん!試合でいいとこ見せなさいよ!それじゃあね』

『おぅ!マジでサンキューな。』
これでいいんだよね?
大丈夫だよね?
うまくいくよね?
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