僕が彼女を殺しました・・・。
「俺は・・・お前だから受け入れられた。」
「俺も・・・お前の事好きだから・・・浩一ならって思えたんだよ・・・。」
俺は健の言葉に
胸が痛かった。
こんなにも彼女を想ってる奴から俺は・・・
大切な人を奪ったんだ。
そして・・・・傷つけたんだ。
「浩一。答えによっては、俺はお前を許さねぇかもしんねぇ。」
「けど・・・正直に言ってくれよ・・・頼むから。」
健の目から、
全ての気持ちが伝わってくる。
“頼むから・・・何も無いでいてくれ。”
“お前を嫌いになりたくない・・・。”
きっと、俺の本当の気持ちを知ったら
お前は俺を一生許さないだろうな。
俺を・・・恨み、憎むだろう。
でも俺は、
お前の事が好きだから。
一番大切な友達だから。
本当の事を言うよ・・・。
「健・・・・ごめん。」
「俺を憎んでくれ・・・・。一生許さないでくれ・・・・。」