僕が彼女を殺しました・・・。
「うあああぁあぁあぁぁぁあぁ!!!」
俺は、泣き叫んだ。
そうする事でしか、
今の気持ちを表現することが出来なかったんだ。
「千里・・・俺はお前を愛してる。」
「そう言ったじゃねぇか・・・。」
「あの時そう言ったじゃねぇかよ・・・。」
「何で今なんだよ・・・。
何でお前・・・
死んだんだよ・・・・。」
「俺の返事・・・まだ聞いてねぇのに・・
何で死んだんだよ・・・。」
「なぁ・・・千里!!!!」
それから俺は、どのくらいの時間だろう。
よく覚えていないけど、
長い時間、ずっと千里の前に立って
泣いていた。