僕が彼女を殺しました・・・。
ごめんな・・・幸せに。
そう言えば俺、ここら辺よく知らねぇや。
来る時コンビニ通ったよな?
こっちだっけ・・あっちか?
わかんねぇし・・・。
まぁいいや。こっち行ってみよ。
軽く迷子になりながらも、
俺は歩きつづけた。
すると、少し広い道に出た。
ここ・・・見覚えがある道だな・・・。
確か・・・
考えてる時、嫌な感じがした。
あっ!!!
俺は思い出した。
やばい・・・
この道は・・・
「嘘・・・浩一・・・?」
―――ビクッ
俺はこの声を聞いて、
体が少し強張った。
やっぱりここは・・・
「浩一・・でしょ?」
・・・咲の家の近くだ。
振り向くべきか
振り向かないべきか
俺は迷っていた。