丘の上の公園で【完】

たぶん、俺達みたいな正反対の人間が一緒にいるってなかなかないと思う。




でも俺はこの通り情けない感じだし、ミユは見た目に反してかなり強気なやつだから。



だからこうやって話しができるのかもしれない。





知っているのは“智哉”“深雪”っていう名前だけ。


あとはお互いのジジョー。




毎日愚痴りあって…というより、俺が話し聞いてもらってるほうが多い気もするけど。





『さて、帰りますか』
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