恋*クル〜2nd〜


周囲は、あたしが飲み干すのをじっと待っている。

これ一杯飲んでしまえば、それで終わり……だよね?



「え、江田梓、いきまーすっっ!!」



みんなに持ち上げられ、あたしはグラス片手に立ち上がる。

そして、呼吸を止めて、焼酎を一気に飲み干した。



――う……っっ!



「おーっ、全部飲んだー!」

「え? まだ足りないってー?」

「よーし、二杯目いっちゃおー」



む……無理っっ!


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