再会
「でもケイタ、良い男になったね」
素直にそう思った。
「そうか?全然変わんないよ。てかユリのが相変わらずキレイ」
「ええー、やだ、止めて、照れる」
「ホント、良い女。白衣、すごく似合ってる」
「ばか」
なんとか会話になったことで私はほっとした。
しかし笑顔は上手く作れなかった。
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