すれ違いの時間。
君に気づいた
君と すれ違う。
小さな 短い時間。
その些細な時間が 僕を癒す。
暗闇の中、僕は一人でさ迷い歩く。
いつ、光が見えるなんて分からない。
ただ、立ち止まると現実を無理やり見せられる気がして、
止まることは出来なかった。
僕は、何も考えることが出来なくなった。
考えることが多すぎたのだ。
何もかも、受け付けなくなった。
そんな暗闇の中、君に気付いた。
些細なことでも、本当に嬉しそうに笑う。
僕の中に、ようやく光が差した。
君に気付くと、君しか見えない。
君の全て 全てを見しておくれ。
全て 全てを知りたいんだ。
君の全てえを教えてくれ。
君の全てを知りたいんだ。
僕はまだ 何も 知らなくて。
遠くから 眺めることしか 出来なくて。
君とすれ違う。
小さな 短い時間。
その些細な時間が 僕を癒す。