平凡な恋の話 No.1












『先輩、新入生を拉致してきましたよ』

少し普通の教室より小さい部屋について

海我先輩が口を開いた第一声が、

‘拉致’!?

部屋の中には女の先輩2人、

男の先輩2人がトランペットをもっていた

『あぁっ!!

 その子って昨日歌ってくれた子じゃないの?!』

ツインテールをしている女の先輩が

楽器を椅子において走ってきた

『海我、でかしたぞ』

少し強面の男の先輩が顔に似合わず

右手の親指を立てていった

奇妙な人たちが集まってるトランペット・・・

『まぁまぁ、そんなとこに突っ立ってないで

 はいっておいでよぉ』

ポニーテールをしている先輩が手招きをする

『はいれ』

後ろにいた海我先輩が私の背中を少しおす

『おわぁ・・・』

おされた反動で部屋の中へ・・・

『トランペットパァートにようこそっ

 これからよろしくねぇっ』

私が部屋にはいると先輩たちはすぐにそう言ってくれた

思わず照れ笑い

『早速、自己紹介といきますかぁ』

堂本先輩になんとなくふいんきが似ている

男の先輩がいう

全員で‘それ賛成’

私はとりあえず

海我先輩の隣にあった椅子に座る
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