平凡な恋の話 No.1
『え・・・えっとぉ

 お、男に興味ないから

 好きな人も、付き合ってる人もいません』

はっきりいってやった!!

先輩たちは無反応・・・?

ん・・・?

なんか、にやけてるようにもみえてきた・・・

しかもなんか海我先輩とみくらべてる?!

ビクビクしながら瑠璃や先輩たちをみていると

『好きな人とか、付き合ってる人が

 いないのは、わかった・・・

 気になる人は?!』

佐藤先輩がズイズイと近寄ってきてきいてくる

気になる人・・・?

私は思わずきいてしまったぁ・・・

『気になるってどういう感じですか・・・?』

『そこからぁ!!!!!!?』

わぁ~~~~耳がきぃ~んってするぅ~

先輩たち叫びすぎぃ~

ため息をたくさんつかれた

そんなに変なこといったかなぁ?

ハテナがいっぱいの私に説明してくれたのは

やっぱり、瑠璃だった

『気になるっていうのは

 う~んとねぇ、その人を見ていると

 胸がドキドキしたり、

 その人の声に敏感になってしまうこと・・・
 
 なのかなぁ・・・?』

ふぅ~ん・・・

・・・・・で?

『誰か見てそんなことおきたり

 したことない?!』

佐藤先輩だけじゃなく、泉先輩も私の近くにきた

胸がドキドキ・・・

声に敏感・・・・?

『あぁ・・・あるかも・・・』
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