平凡な恋の話 No.1
分けられたパートは
先輩(女)組みは、
クラリネット、パーカッション、
ユーフォニウム
先輩(男)組みが
チューバ、サックス、
フルート&ピッコロ
私と海我先輩が
ホルン、トロンボーン、オーボエ
まぁ、こんな感じで分けられた
‘協力をすると言わせるまで帰ってくるな’
部屋を出るときに古林先輩が言った言葉
・・・がんばろう
まずは頼みやすいホルンから
『なんやぁ、そないことなら
わいさら協力するでぇ?』
最初に来てよかったぁ
あっさりOK
堂本先輩と瑠璃以外の先輩もOKしてくれた
よし、この調子で次行ってみようっ!
次は、オーボエさん
オーボエさんは桜林先輩って言う
2年の女の先輩1人だけ
『あぁ、いいわよ
そういうことなら協力するわ』
おぉ~、あっさりOK
ホントはみんなやる気はあるけど
みんながしないからしないだけ??
う~ん・・・
『この調子ならすぐに終わりそうだな』
私が眉間にシワをよせて考え事をしていると
海我先輩が私の髪をクシャクシャにして
話しかけてきた