平凡な恋の話 No.1

私はちょっとムッとしながら

『そ、そうですねっ!!』

って言い返した

あぁ~もうせっかくポニーテールを

してたのに・・・

ぐしゃぐしゃだよぉ・・・

あっ、言い忘れてたけど

私の髪は真っ黒で腰ぐらいあります

超がつくほどのストレートでぇ~す

いつも高くポニーテールしてます

・・・私の髪のことなんて

どうでもいいよね?

さぁ、本編にもどりましょう


オーボエさんに別れを告げて

さぁ、ラストはトロンボーンっ!!

このパートも前の2パートと同じで

あっさりとOK・・・

『はぁ?

 そんなメンドくさいこと

 するわけないじゃんっ』

あっれぇー?

トランペットパートと同じ人数の

トロンボーンパート

私は必死になって協力をお願いした

『イヤなのはイ・ヤっ!!』

あぁ~・・・ダメだぁ

これじゃ、部屋に帰れない・・・

どうしようと思って、私は海我先輩

のほうをみる

海我先輩は無表情でボーンの先輩たちを

じっとみていた

その目は絶対にこういっている

‘オイコラ、先輩とか関係なしに

 協力しやがれよ

 ボーンの音なんてなぁ

 俺らが本気出せば消すことだってできんだぜ?’

って・・・

こえぇ・・・

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