平凡な恋の話 No.1
すると、明るい先輩の方が口をひらいた

『あぁ・・・おどかしたならカンニンなぁ』

謝った・・・のかな?

『あ・・・いえ、いいんですけど・・・

 私たちになんのようですか??』

私は首をかしげて問いかけてみた

すると、その質問待ってましたっと

いうように(明るい方の先輩だけ)どんどんしゃべりだした

『あんなぁ、今から音楽室で新入生歓迎コンサートをやるんやぁ

 よかったらきてくれへん??

 っちゅぅか、君は強制ね??』

『えっ・・・私・・・?!

 なんでぇ・・・?』

先輩のいう君=私?!

思わずキョトンとしてしまう私

にこにこしている先輩

ちょっと怖い顔でも最初に会ったときよりも

顔が怖いと思わない先輩

『まぁいいから、はよぉしぃへんと始まっちゃうでぇ?

 考えるなっ!!とにかくいくでぇ』

強制・・・

私たちは先輩たちに手を引っ張られながら

強制で、音楽室へ・・・

『あっ、そういえいば・・・

 先輩たちお名前は??』

移動中に疲れて走るのをやめて歩き出したときに

瑠璃が先輩たちに名前をたずねた

『んにゃぁ??

 名前??  あぁ・・・言ってなかったなぁ』

歩くのをやめ一時停止・・・

『ほな、ちぃと時間ないんやけど自己紹介としましょうかいな

 まずわいさから・・・

 わいさは、堂本 直哉(どうもと なおや)いうんや』

よろしくなぁと握手をする堂本先輩

『俺は、海我 巧夜(かいが たくや)だ

 ・・・よ、よろしく』

照れくさそうにしている海我先輩

自己紹介は苦手なのかなぁ・・・?
< 4 / 39 >

この作品をシェア

pagetop