あなたの言葉につつまれて・・・ ~いつもそばにはあなたがいた~
折れた心。
仕事を終えて、バイト先へ向かう。
今日は気分がのらない・・・


バイト先に着くと
控え室でうつむく真希がいた。



「真希? どーしたの?」



私が真希の背中をさすると
ビクッと体が動いた。



「あっ!! ごめん・・・
寝てたよ・・」



真希はひどく疲れた様子だった。



「大丈夫?」



「うん。 ごめんね。」



真希はそう言って笑った。






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